Israel Ministry of Foreign Affairs
17/3/12
エリアフ・インバル指揮 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団 マーラー「交響曲第5番」 Mahler: Symphony No.5 by Eliahu Inbal and Konzerthausorchester Berlin
UP COMING
Event Details
…人気の高いマーラー5番(つい最近もエルサレム響と西本智実さんも公演)は、過去のインバルさんの指揮だけでも、都響やフランクフルト放送響、チェコ・フィルなどたくさんの音源が出ているので、聴き比べるのも興味深いかも。
もちろんワーグナーも必聴。いまだにイスラエル国内では演奏がなかなか難しいワーグナーですが、海外で活躍するイスラエル人指揮者たちにとっては、演奏活動の一環として自然な流れになっています。
終戦前の中東に生まれ(母方がシリア系&父方がイエメン系)、戦後キャリアを積むべくにヨーロッパに渡ったマエストロ・インバル。ドイツをはじめとするヨーロッパの文化や社会に対するするさまざまな思いや、歴史の影響、そこから培った彼の人間や芸術に対する敬意が、音楽という形に結晶する。。。今回もきっとそんな人類愛に満ちた“インバル節”が炸裂することでしょう。特に日本の3月は、東京大空襲や東日本大震災など、平和への願いを確認する大事なタイミング。まさに彼の音楽が聴きたい時ですね。
すみだトリフォニーホール開館20周年記念
すみだ平和祈念コンサート2017《すみだ×ベルリン》
エリアフ・インバル指揮 ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
日時:3月13日(月)19:00
会場:すみだトリフォニーホール(JR・東京メトロ「錦糸町」徒歩5分)
演目:
ワーグナー/楽劇『トリスタンとイゾルデ』より 「前奏曲」と「イゾルデの愛の死」
マーラー/交響曲第5番 嬰ハ短調
出演
エリアフ・インバル[指揮]
ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団
料金:5000~11,000円
予約:トリフォニーホールチケットセンター TEL:03-5608-1212
詳細:https://www.triphony.com/concert/detail/2015-12-000247.html
*80歳越えてますますパワフルなマエストロ。他にも公演地多数!!共演者(五嶋龍さん、上原彩子さんなど)や演目も会場によって異なるので、チェックしてみてください。
3月14日(火)19:00 群馬音楽センター
http://takasaki-foundation.or.jp/syusaijigyou/concert_detail.php?id=42
3月15日(水)18:30 福島市音楽堂
http://www.f-shinkoukousha.or.jp/ongakudou/?p=14431
3月18日(土)14:00 みなとみらいホール http://www.yaf.or.jp/mmh/cooperate/2017/03/post-160.php
3月19日(日)14:00 ザ・シンフォニーホール http://www.symphonyhall.jp/?post_type=schedule&p=7466
3月20日(月・祝)14:30 愛知県芸術劇場 http://m.hicbc.com/i/files/campaign/ongakusai/0320.php
3月21日(火)19:00 東京芸術劇場 https://www.geigeki.jp/performance/concert102/
3月22日(水)19:00 東京文化会館
http://www.tomin-gekijo.or.jp/lineup/music/2017/03/000634.html
エリアフ・インバル Eliahu Inbal
1936年イスラエル生まれ。1963年カンテッリ指揮者コンクール優勝以来、欧米や日本の主要楽団に数多く登壇し、国際音楽祭にしばしば出演。これまでフランクフルト放送交響楽団(現・hr交響楽団)常任指揮者、RAI国立交響楽団(トリノ)首席指揮者、ベルリン・コンツェルトハウス管弦楽団常任指揮者、フェニーチェ劇場(ヴェネツィア)音楽監督、チェコ・フィル常任指揮者など数多くのオーケストラの指揮者を歴任。マーラーとブルックナーのスペシャリストとして知られ、80年代のフランクフルト放送響との両交響曲全集が独シャルプラッテン賞、仏レコード大賞など受賞して以来、フィルハーモニア管、コンセルトヘボウ管、チェコ・フィル、都響などとのマーラー・ツィクルス、ラインガウ祭でケルンWDR響とのブルックナー・ツィクルスを成功させている。1998年RAI交響楽団との「ニーベルンングの指輪」がイタリア批評家アビアーティ賞、ヴィオッティ賞を受賞。フランス政府から芸術文化勲章(オフィシエ)、ウィーン市から功労金賞、フランクフルト市名誉ゲーテ勲章、ドイツ連邦共和国功労勲章を授与された。東京都交響楽団には1991年に初登壇後、特別客演指揮者(1995~2000年)を経て、2008年プリンシパル・コンダクターに就任。マーラー交響曲集などのライヴCDを次々とリリースし好評を得ている。2年間に渡って開催された「インバル=都響 新・マーラー・ツィクルス」が大好評を博した。現在は同オーケストラの桂冠指揮者。