Israel Ministry of Foreign Affairs
21/11/19
ホロコースト証言シリーズの新作「ユダヤ人の私」が11月20日より全国で順次公開
A Film “A JEWISH LIFE” released on Nov.20 at Iwanami Hall
UP COMING
Event Details
終戦から74 年間
悪夢を語り続けたホロコースト生存者の最後の警鐘
このシリーズは、ホロコーストの記憶を被害者、加害者、賛同者、反逆者の視点から捉え、多角的に戦争の真実を記録するもの。本作は「ゲッベルスと私」に続く第2弾作品で、クリスティアン・クレーネス、フロリアン・ヴァイゲンザマー、クリスティアン・ケルマー、 ローランド・シュロットホーファーが監督を務めた。テルアビブ国際ドキュメンタリー映画祭「DOCAVIV」2021公式セレクト作品。
今回は、ホロコースト生存者の1人である106歳のマルコ・ファインゴルトにスポットが当てられる。
1939年に逮捕され、アウシュヴィッツを含む4つの強制収容所に収容されたファインゴルト。戦後は10万人以上のユダヤ人難民をパレスチナへ逃がし、自らの体験とナチスの罪、そしてナチスに加担した自国オーストリアの責任を70年以上にわたって訴え続けてきた。本作ではファインゴルトの人生を通して、反ユダヤ主義がどのように広まりホロコーストへとつながったかが、アーカイブ映像を交えながら映し出されていく。YouTubeでは予告編が公開中。
なお岩波ホールでは「ゲッベルスと私」のアンコール上映も行われる。
原題A Jewish Life
監督クリスティアン・クレーネス、フロリアン・ヴァイゲンザマー、クリスティアン・ケルマー、ローランド・シュロットホーファー
製作ブラックボックスフィルム&メディアプロダクション
2021年/オーストリア映画/114分/16:9、4:3/モノクロ/配給:サニーフィルム/協力:オーストリア文化フォーラム東京
会場:岩波ホール
©️2021 Blackbox Film & Medienproduktion GMBH